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化学物質が地球へ戻り、微生物などで分解するかどうかの”生分解性”を説明します。
ミネソタ大学生分解性化学物質データベース生分解性 って何?
原始の時代に存在しなかった物は人間が作り出した物ですから、地球環境
を守るためには生分解して地球に帰っていく性質の”物”がこれからは重視さ
れるのは明らかです。
1998年7月から 富士山富士宮口8合目 にバイオトイレが設置されるそうで
す。このバイオトイレは静岡県が試験的に導入するものでスギチップを利用し
スギの木の切りくずを住処とする微生物が便/尿を生分解し、水と炭酸ガス
解に分させる、という目論見です。使用料は一回200円だそうです。当然、水
必洗の要がないので水はいりません。
確かに山や海のトイレは大変な悪臭と その始末さらに処理の難しさ、大腸菌
などの衛生面また環境汚染とも大変な頭痛の種ですね。何よりも折角オゾン
を吸い心が洗われるのに自然の摂理でトイレへ..考えただけでも臭いがします
、また海外の公衆便所のすざまじさが眼に浮かびます。(特に体の構造で日本
人は便もおしとやかですが某北の国などは水洗されず残されたものは迫力があ
ります)
ちょっと調べてみたら
バイオトイレ研究者もいました。
杉
、 ヒノキなどは天然
の浄化作用がありますね。
桧の木
などは花粉症の話題で悪者扱いですね。
私は 竹は環境/人類を救う
と思っています。竹の方が、
さらに青森ヒバの方
がもっと効果があると科学での経験から勧めますが (明日はスギになろうがアス
ナロの語源と言われていますが、そのアスナロが青森ヒバ
.. 自然の過酷さに
耐えたヒバは尊敬します、スギになれないし、何か愛着を感じます)
ヒノキチオールって殺菌作用などで有名ですが青森ヒバにも多く含有します。こ
の生分解も酸素の働き、木材中の微生物、朽微生物の自然のパワーですね。
これらはバイオレメディエーションと言えるでしょう。
また 木材の腐る科学
とか 木材の生分解
さらに
木材の菌糸
、キノコの科学
等も非常にサイエンスですね。 またまた備長炭のような優れものもあるし、
伊
豆では竹の炭も売られています。
木材と微生物、興味深い分野ですし環境保全にも重要な関係ですね。最近
消臭剤が多く販売されていますが、私も化学系のアンモニアなどを 分解させる
研究をした事がありますが、最近の植物から抽出した精油系の消臭剤が予想
以上に効果があります、またウイスキーを熟成させる樫の木の樽とアルコールの
科学による作用も面白いし、炭が何でご飯を炊く時使われたり、 鰻の蒲焼き
に炭の品質でうまさが違ったり...木材の科学は興味をひきます。
強い助っ人達。